トラクターの維持費はいくら?車検は?年間でかかる費用を解説します!
2020/01/20
ナンバープレートがついているトラクターは道路を走行していなくても、使用せず倉庫に眠っていても、毎年最低2000円ほどの維持費がかかります。
それほどの大金ではないとはいえトラクターを所有している限り、毎年2000円以上のお金を支払い続けなければなりません。
使用する予定のないトラクターはすぐにでも抹消手続きをして、維持費のコストカットを図りましょう。
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年間にかかる税金
日本国内の一般的なトラクター(小型特殊自動車)にかかる税金は、毎年2000円程度です。
農耕作業用トラクターは、その最高速度によって「大型特殊自動車」と「小型特殊自動車」に分けられます。
最高時速 | 分類 |
35キロメートル毎時未満 | 小型特殊自動車 |
35キロメートル毎時未満 | 大型特殊自動車 |
このうち日本国内のほとんどのトラクターは「小型特殊自動車」にあたります。
小型特殊自動車にかかる税金は「軽自動車税」です。
軽自動車税はお住いの市区町村によって金額が異なりますが、おおよそ2000円前後が多いです。
一方、大型特殊自動車は自動車税ではなく「固定資産税」がかかります。
固定資産税は、トラクターの取得年月日や取得価格に基づき、毎年評価額を算出したのち税額が計算されます。
非常に込み入った計算になりますので、詳細はお住いの市区町村税務課もしくは顧問税理士にお尋ねください。
車検費用
車検とは正式名称を「自動車検査登録制度」と言い、自動車などが保安基準に適合しているかどうかを検査し登録する制度です。一般的に整備工場や中古車販売店などで行います。
「大型特殊自動車」は車検の義務がありますが、「小型特殊自動車」はそれがありません。
ですから「小型特殊自動車」にあたる標準的なトラクターは車検の必要がなく、車検費用もかかりません。
対して「大型特殊自動車」にあたるトラクターは2年ごとの車検が必須です。
費用はおおよそ5万円以上みておいて間違いありません。
点検費用
故障やトラブルが起きないように日常的に点検や整備することが義務付けられています。ただし、点検をしなくても罰則に問われることはありません。
業者に依頼をしなければ点検費用はかかりません。
まとめ
日本国内の一般的なトラクター(小型特殊自動車)は2000円前後の軽自動車税のみかかります。
少額とはいえ毎年支払い続ければその額は増え続ける一方です。
所有しているトラクターを今後使用する予定がなければ、早めに売却した方がおトクです。