買取できないトラクター・コンバイン|農機具買取のリングラス
2020/01/30
広くトラクターやコンバインの買取を行なっている当社でも、稀に買取できない農機具があります。
今回は具体的に買取不可になる可能性の高い農機具についてご説明していきます。
盗難の疑いのある農機具
盗難の疑いがある農機具は買取をお断りさせていただくことがあります。
盗難の疑いとは、例えば車体番号が削られている場合です。
一般的にどのようなトラクター・コンバインでも車体番号は登録されており、一台一台の車体のどこかに、分かるように取り付けられています。
車体番号が見当たらない、もしくは削られた跡があるということは、車体番号を故意に隠した可能性が高く、盗難の疑いが高いということを意味しています。
盗難車は農機具に限らず買取ができませんので、ご承知おきください。
しかし、長年の劣化により車体番号が削れている場合もあります。
経年劣化の場合は農機具を購入した際の書類を確認してみてください。
書類に車体番号が掲載されていれば買取可能となることが多いので、車体番号が見当たらないという場合でも諦めずに書類を探してください。
事故や火災や水没などで著しく状態が悪い農機具
基本的には事故車でも、多少の痛みや故障でも買取することは可能です。
ただ著しく状態が悪いケースは買取ができない場合もあります。
中でも多いのは「水没車」です。
エンジンがかかり走行するようなら買取できる場合がほとんどですが、
エンジンもかからず、部品取りをすることも困難な場合は買取不可となることもあります。
また、火災で真っ黒に焦げてしまった農機具も買取不可となる可能性が高いです。
ただし「事故車」「水没車」「火災車」などであっても、著しい損傷を負っていない限りは買取可能な場合もあります。
まずはお問い合わせの上「事故車(水没車)である」とお伝えください。買取可能かどうかのお返事をいたします。
エンジンが付いていないトラクター・コンバイン
エンジンがついていないトラクターやコンバインは、車体本体としての買取ができません。
しかし使用可能なパーツがあれば、部品取りとして買取できる場合があります。
車体本体での買取よりも値段は下がりますが、不要な農機具をお金に変えることができるかもしれません。
エンジンがなくても、買取を諦めないでください。
他人が所有しているもの・名義人が不明なもの
たとえ家族の方であっても所有者ではない方や、名義人(つまり所有者)が誰なのか分からない農機具については買取することができません。
農機具は基本的に所有者の方本人からのご依頼で買取させていただきます。
家族の方など代理人が所有者に代わって買取をご希望される場合は、所有者が買取を承諾している場合に限られます。
また代理人による買取の際には、所有者に電話確認をしていただいたり、代理人の方の身分証明書を提示していただいたりといったご協力が必要になります。
どうぞご了承ください。
残債やローンが残っているもの
残債やローンが残っている農機具は基本的には買取ができません。
ローンが残っている場合、その農機具の所有者はローンを組んだ金融機関となります。そのため金融機関の許可なく農機具の買取ができません。
しかし農機具の査定額がローンの残債を上回るなら、売却が可能なことも多々あります。
ローンが残った状態で売却したい場合は、まずローンの明細をご用意ください。
ローンの残債や名義人などを確認の上、対応させていただきます。
当然ですがローンを払い終えた後はあなたが所有者ですので、売却するのになんの問題もありません。